心を揃えるというのは、凡ての人間が同じ方針の下に、心を一致して働く事でありまして、例えば兵士が足並みを揃えて、将校の命令通りに動く様に、神様の思し召し通りに働くことをいうのであります。もし一隊の兵士の中、一人足を乱す者があったら、それに依って一隊の兵士の足並みは、凡て乱れるのでありますから、一人の心が勝手な心を使うて、神様の思し召しとほりにならなかったら、それで人々の心は乱れて来るのであります。故に神様は頭を揃えずに、心を揃えよと仰せになった事があります。
御勤めというのは、十人の人が心を揃えて、神楽勤めをするのでありますが、これは心が揃わないと手が乱れるのであります。手が乱れたらそれだけ、心が揃うていないのでありますから、神様はこの手の違うたのを、喧しく仰せになったとの事であります。しかしこの神楽勤めは、人間が心を揃えて、神様に奉公する勤めの一つでの表象でありまして、これのみが勤めというのではありません。
神様は陽気勤めと陰気勤めという事を仰せられました。陽気勤めというのは、日常この世で暮らすのを、勇み喜んで通るのでありまして、陰気勤めというのは、日々心で不足や不平を持って喜んで通らないのであります。かように人間は日々その何れか一つの勤めをしているのであります。
ここで勤めというのは、いう迄もなく人に勤めるのではなく、凡て神様に対しての勤めであります。故に布教に出ているのも、教会で勤めているのも、凡てその目当てが神様に受け取って頂く為であるならば、神様の勤めをさして頂いているのであります。従ってその凡ての人が、丁度兵士が将校の命令に依って動く様に、神様の思し召しに依って働かねばならんのであります。
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