増野鼓雪と天啓

増野鼓雪の書き残した文章を通じて真実の天啓を探求していく

地場への心(六)


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 一体人間というものは自分の力では毛筋一本どうすることも出来ないものであります。また自分の身体の家のことが、自分の手で始末がついて行くものならば、このお道はいらないのであります。

 真に神様を信じているものであったら、自分のことは放って置いても、神様がちゃんと始末をして下さると云うことを信じ切っている筈であります。それが信じ切れない様なら、それは自分の精神が足りないのであります。自分のものは、何でも皆神様に委せ切ってしまって、一心に神様のことをさへ、させて頂いて居れば、神様が自分のことはちゃんとして下さるのであります。

 自分の心で、かれこれやっている内は、神様は決して助けて下さらないのであります。実際教校のことなどにしましても、始め中生徒が五百位の時までは、和私も自分の力で睨みつけて、すべてを自分の力でやって行く積りで居ましたが、それが千になり、二千三千と数が殖えて、今度六千という大きな数になると、私としても到底自分の力で、どうにも致し方がなくなって仕舞にまし

た。それで今では、私はもうスッカリ、神様にお任せしてしまったのであります。神様がどうでもして下さる、そう決心してから、心がずっと展けて来た様であります。方法といい、又手段と云うことも必要ではありますが、これに人間思案というものが混って来ます。矢張り最後の所へ行くと神様まかせであります。

人間が苦しんでいる時が、一番神様のお働きを見せて頂く時であります。苦労や難儀をしている時には、一番近くに神様が居て下さる時であります。今一歩という所で踏みとどまって、神様の不思議な御守護を頂かねばなりません。

要するに人間思案は、心に垣をしている様なものであって、その心   の垣を除くことが必要であります。その垣をスッカリ取って仕舞ったならば、本当の神様任せになるのであります。そこに神様の大きな働きが現れて来るのでありますから、その大きな心で、お働き下さいましたならば、この一ヶ年と云う間に、如何な不思議なことが現れて来るかも知れないのであります。

 これは要するに皆様の心一つに依るものでありますから、皆様もこの大きな心で、御地場を中心として、本年の大事業の完成を期して、お働き下さらんことを切に希望する次第であります。

高井直吉翁が息のさづけを頂く前夜に見た大竜の夢を孫虎夫が描いた絵

NEW★立教187年春季大祭記念 高井家資料(更新中)

★十柱の神々の守護の理と御心を知るとが大開運と健康増大に直結する。
十柱の神の守護の理と八つのほこり

門外不出資料】

中山みき高弟子の十二下りのみぐら歌の解き分け

教祖140年祭、三年千日記念 

  ★大正時代の別席講話 

(国々所処の手本となることが用木の目指す心得)

信心というは日々の心の勤めを言う。拝む事にあらず。心の勤めというは身の勤めその勤めは日々家業大事道正直が一の勤め、内々睦まじく互い互いの孝心の理が第一。二つ一つの理をめん/\が心の理に治めて、何時/\までも変らんよう。世界から見て感心、聞いて感心する様に運ぶが第一の信心という。この世の元々真実の両親は天の月日様なり。世界中の人間は皆親の子、一列は皆兄弟なり。身の内は神の貸物、心で日々思うだけの理が我が物であるから、皆々互いに、しんの心から誠をつくして親切に助け合いをして暮せば、しんの兄弟というなり。 

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 にんげんはじめもとのいんねん⇒第八号欠損しているお筆先の意味とは

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☆お筆先第6号52番 伊弉諾と伊弉冊は一の神 これ天照皇の大神宮の解釈

春日大社と月日信仰 春日信仰とは月日親神信仰である。

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 ☆病諭し編⇒八方八柱の神人体御守護所細密並に悟り諭しの根本

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