増野鼓雪と天啓

増野鼓雪の書き残した文章を通じて真実の天啓を探求していく

神の守護(二)


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信仰の経路から申しますと、最初は貸物借物の理を聞かして貰うのでありますが、貸物借物の理に次いで、心一つが我がの理であると云うことを聞かして貰うのであります。そしてこれが悟れたら、因縁を自覚させて頂くことが出来るのであります。自分と云うものを本当に悟った人は、仏教でもこれを現世成仏と云いますが、本当に自分自身を知るには、自分の真の姿を見出さなければなりません。自分の真の姿を見出した人が、本当に自分が悟れた人であります。

自分と云うものを本当に悟ったならば、自分は神の子であると分かって来るのであります。神様と人間とが親子でることが分かった時が、自分と云うものが本当に悟れた時であります。神様と人間は親子であるから、私等は自分の心から神様の御心を悟らなければなりません。神様の思召が分れば、自分の心に神様が入り込んで下され、又神様の心になることが出来るのであります。これが道であります。神様は、人間に神の子供であることを悟らせてやりたいと喜んで居られるのであります。

私等は、自分と云うものは霊魂一つであることが分ればよいのであります。私等は何を見るのも何を聞くのも、魂によって見聞きしているのであること分ればよいのであります。霊魂の意識と云うことがありますが、今では魂のことはあまり説かれてありません。しかし教祖を深く考えて見ますと、御教祖は所々に説いて居られるのであります。実際にこの教えでは霊魂の自覚に入らなければ本当ではありません。

今の人は餘り魂のことを考へながら、昔の先生は魂の事を深く考えておられたのであります。私が小さい時に父に向って「別席の話ほどつまらないものはな。眠いだけで何も分からない、眠らん様に話し貰いたい。」と云ったこがあります。所が父は「お前の云うことが間違っている。眠くなるので良いのである。神の話によって、人間にの悪気立った心が静まるから眠くなるので良いのである。」と答えられたんのでありますが、人間は寝ている時が一番助かっているのであります。病気した時でも、寝られるのは病気が軽いからで、重かったらともても眠れないのであります。話を聞いて眠くなるのが本当であります。

この様に先生方が話をせられるのは、魂に徳をつけてやろうと云う精神であったのであります。この魂に徳をつけると云うことは大きいことであります。

例えばこゝにありますコップにしても、アルミ製の極く粗末なものでありますが、これは御教祖のお使いになったものだと云えばどうでしせう。コップに徳がついて、こんな粗末にコップが相当の価値のあるものとなるのであります、

凡てお道は、この様に魂に徳をつけて行かねばならぬ道であります。昔の人はこの魂と云うことをよく考へられたが、今の人はこのことを餘り考えなのであります。今の人は後から突かれなければ、動かないと云う人が多いのであります。要するに神様の思召は、魂に徳をつけてやりたいと云うことにあるのであります。

令和4年4月30日元の神、実の神である大龍神・くにとこたちの命様がやまとにご出現される

 

★十柱の神々の守護の理と御心を知るとが大開運と健康増大に直結する。
十柱の神の守護の理と八つのほこり

門外不出資料】

中山みき高弟子の十二下りのみぐら歌の解き分け

教祖140年祭、三年千日記念 

★大正時代の別席講話

(国々所処の手本となることが用木の目指す心得)

信心というは日々の心の勤めを言う。拝む事にあらず。心の勤めというは身の勤めその勤めは日々家業大事道正直が一の勤め、内々睦まじく互い互いの孝心の理が第一。二つ一つの理をめん/\が心の理に治めて、何時/\までも変らんよう。世界から見て感心、聞いて感心する様に運ぶが第一の信心という。この世の元々真実の両親は天の月日様なり。世界中の人間は皆親の子、一列は皆兄弟なり。身の内は神の貸物、心で日々思うだけの理が我が物であるから、皆々互いに、しんの心から誠をつくして親切に助け合いをして暮せば、しんの兄弟というなり。 

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★大平良平資料集

★貸物、借り物の話

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★中山みき神言集

★神・中山みき伝

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 にんげんはじめもとのいんねん⇒第八号欠損しているお筆先の意味とは

教主政従の時代 大平 隆平

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