増野鼓雪と天啓

増野鼓雪の書き残した文章を通じて真実の天啓を探求していく

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

明日の道(一)

人間は一日先の事を予見する事が出来ないのみならず、一時間後の事も誰も分かるのであります。故に人間の将来と云うのは、唯神様のみが知って居られるのであって、如何なる人もその秘密を、窺い知った人はないのであります。この意味に於いて、人間は暗黒の…

夢と月日(二)

又私の経験から申しますと、教会を私が独断で移転する手続きをして本部へ来た所が、支庁長がどうしても許してくれない、それで大変困って居たら、その夜御本席の夢を見ました。その時さあ/\許してやるで/\、私が許してやるでと仰せになりました。ところ…

夢と月日(一)

夢と云うものは人間が見ようと云うて見られるものでもなければ、見まいと思うても見るものであります。その夢を学者は、潜在意識が寝てから働いて、意識に上って来るののであると申しまするが、然し左様だからと云うて、自分の思う通りに夢を見る訳には行き…

心尽くしと神意(二)

こう云う訳でありますから、人間自身の考えで善い事であるからと云うて、それが直ちに神様の心に適うと思うてはなりません。人間から見て善い事であっても、神様から御覧になればそれが悪いものもあれば、人間から見て悪い事が、神様から見て善い事もありま…

心尽しと神意(一)

このお道の人が難儀をして、人を助けに歩くのも、教会で日々勤めをして居るのも、要する所は自分の心を神様に受取って頂く為でありまするが、目当とする所は神様より外にないのであります。従って働く理が、神に受取って貰はれなかったら、それは何の甲斐も…