増野鼓雪と天啓

増野鼓雪の書き残した文章を通じて真実の天啓を探求していく

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

牛馬の道(一)

人間の身上は皆神樣からの貸物であり借物でありますが、其の借主は霊で、我が物と云うのは、心一つの理より無いのであります。そこで我が心に間違いがあれば身に障りの附く様に、人間の心が人間らしくない使い方をすれば、人間で無い衣物を借らねばらなぬも…

学者の盲目

学問と云うのは昔と今、多少其の意味が変わって居るのであります。昔は文字を学ぶとうのが、学問である様に思われて居たのでありますが、今日では学問は科学と云う意味になって居るのであります。其の学問は御教祖は如何に見て居られたかと云うに、教祖は学…

真実を需(もと)めよ(二)

斯様に心から真実の理が湧く様になれば、人の助かる道が、自然に分かって来るのでのであります。丁度清水で物を洗えば綺麗になる様に、その人の話しを聞けば、自然心が洗えて助かって行くのであります。故に何はさて置いても、自分の心の真実を見出さねばな…

真実を需(もと)めよ(一)

神樣が神に凭れる子供とういて居られるには、いう迄もなくこの道を信仰して居る者を、指さして居られるのでありますが、その子供に早く表へ出る模様せよと、仰せられて居るのであります。その表というのはどういう所であるかと申しますと、それは世界の事を…