増野鼓雪と天啓

増野鼓雪の書き残した文章を通じて真実の天啓を探求していく

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

理と心定め(一)

我々が御道を研究するとか、勉強するとかいうのは、沢山の教理を聞くという事ではありません。それは私等を鍍金をして呉れるのみで、それに依って自分が変わるというのではありません。従ってお道の勉強は外からせられるのではなく、自己自身の内から、悟っ…

高山の説教(二)

御教祖帰幽後、刻限の話もその通りで、差図は伺い人に直ぐ渡されるが、刻限は三年や屋敷に止めて置いて、それから部下へ流す事になっています。これはその三年間に、屋敷に於いて先ずそれを行って見て、それから其の理を流すようにせられたのであります。 …

高山の説教(一)

神様が高山の説教と仰せれたのは、高山に育った木といわれたのよりは、少し意味が狭いのであります。何故ならその当時説教をする者は、仏教の僧侶か神社の神官より外に無かったから、当然それらの人々に限られて来るからであります。今日から考えましたら、…

教会略史・最終章 最近の事実

満9歳8ヵ月で二代目館長に就いた山中正善 大正三年十二月最終の日、前館長が暗雲閉ざして天日晦きに、忽然として神に召されて帰幽せられた。しかし嗣子正善殿が、父君の後を継がれ、山澤氏が管長職務摂行者となられて翌大正四年四月、神殿建築報告祭が、各方…