増野鼓雪と天啓

増野鼓雪の書き残した文章を通じて真実の天啓を探求していく

地場への心(二)


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 教祖四十年祭が提唱されて以来、倍加運動が叫ばれ、全天理教はこの本部の声に対して、渾身の努力をして来ましたので、今や凡そ倍加に近くなっているのであります。しかるに山名はこの運動に遥かに後れてはないだろかと思ふのであります。名京分離の節があったことは十分お察ししますが、更に進めて考へますならば、地場の精神を立て直すと云う所に、本当の精神を置いていなかったのではなからろうかと思うのであります。

単に一教会の分離についてのみ心を煩はし、又重きを置いて来たために、数と云う点から見ても、実際に道がおくれ来たのであります。大教会長は、立ちおくれをしたと申されましたが、私は寧ろその根本の精神に立ち至っていなかった所があった様に思ふのであります。

 今日まで、形の上に於て後れたことは、皆様に御承知の筈でりますから、何とかしてこれを取り戻したいと思って居られるに相違ないと思ひます。それについて、これは教祖御在世中のお話でりますが、ある先生が種々考へた末にその人に沢山の子供があった所から、子供が大勢でとても食って通れないと云うので、道一筋になったのでありますが、どうしても生計が立たんので、半月は道で働き、半月は商売をすると云う決心を定めて、御地場へ帰って来たのであります。

その頃、教祖は御在世中でありましたが、御本席に神憑りがあった時なので、御本席に御伺いを申し上げた所、神様はその時「後れた/\後れたわい」と仰せられたのであります。その人はこの言葉聞いてハッと気がついて、心から神様に懴悔をしたのであります。すると神様は「後れのは早いや/\と仰せられたことがあります。後れたと云うのは、更に大きいものを造り出す土台でります。後れた云うことを、本当に心から悟った時、それがより大きなもんを造り出す原因となるのであります。

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信心というは日々の心の勤めを言う。拝む事にあらず。心の勤めというは身の勤めその勤めは日々家業大事道正直が一の勤め、内々睦まじく互い互いの孝心の理が第一。二つ一つの理をめん/\が心の理に治めて、何時/\までも変らんよう。世界から見て感心、聞いて感心する様に運ぶが第一の信心という。この世の元々真実の両親は天の月日様なり。世界中の人間は皆親の子、一列は皆兄弟なり。身の内は神の貸物、心で日々思うだけの理が我が物であるから、皆々互いに、しんの心から誠をつくして親切に助け合いをして暮せば、しんの兄弟というなり。 

天の理

大平良平資料集

貸物、借り物の話

神の古記

中山みき神言集

神・中山みき伝

中山みき在世時代の病諭し

★このやしきもとのかみ/\でてるから
 にんげんはじめもとのいんねん⇒第八号欠損しているお筆先の意味とは 

★真おふでさき解釈

  

お金と信仰について  百万のものを持ってくるより一厘の心を受けとる。

(中山みきの神言集より)

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