増野鼓雪と天啓

増野鼓雪の書き残した文章を通じて真実の天啓を探求していく

地場への心(三)


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又ある時、ある先生の息子が勉強をしたいと云ってお願いをしたことがあります。所がその時神様は「勉強することは許してやるが、三年分の勉強を一年でして来い。」と仰せになったと云うこともあります。その人人の精神次第で、一年間に三年分の仕事も、やれば出来ないことはないのであります。

こう云う点から見れば、四十年祭までには、なほ一ヶ年の月日がありますから、この間に本当に精神を定めて働かさせていただいとならば、必ず今までの後れを取戻すことが出来るのであります。だが、この時期においても、尚皆様の精神がそこに定まらないと云うならば、それは最早致し方のないことであります。

こゝに一年と云う月日がある以上、心次第でどんな大きな働きでも出来るのであります。他の教会では四十年祭が提唱されると同時に、専心働いて、只今では実際精神的にも、又形の上にも、共に行詰っている様に見えるのであります。この点から見れば、此の教会はまだ/\精神的にも余裕がある様に見受けられるのであります。まだすっかり行き切った精神に立ち至っていない、若しこゝに、そうした余裕を持っていながら、なほかつ精神を定めることが出来ないと云うならばら、それは皆様が間違っているのであります。

 

この大正拾四年と云う年は、個人から申しますと、もはや四十年祭に対する準備はしてしまって、今後の一ヶ年間は内部充実を為すべき年でなくてはならないのであります。真実助け一条の精神から働いて、麗しい心になって、来春を迎える心構へをすべき年なのであります。所がよくうかがって見ますと昨年以来更にそうした様子が見えない様に思われるのであります。いづれ大教会を中心として種々の仕事は、会長と協議の上、働いて下さっていることと思いますが、一般的に見ますと四十年祭を迎へるに当って、海外布教は重要なものとされているのであります。この海外布教と云うことを部内一般から考へて来ますと、これに一番早く着目さられたのは、当教会の、前々会長であります。明治廿九に台湾布教を始められたのが嚆矢でありました。しかしその先見に対して、当時その実績が伴はなかった憾はありましが、今度の本部の海外布教の企てに対して、この因縁の深い山名が、如何なる道を辿り、如何なるなる働きをすべきであるかと云うことは、よく皆さんの深慮を煩わさねばならぬことであります。

高井直吉翁が息のさづけを頂く前夜に見た大竜の夢を孫虎夫が描いた絵

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信心というは日々の心の勤めを言う。拝む事にあらず。心の勤めというは身の勤めその勤めは日々家業大事道正直が一の勤め、内々睦まじく互い互いの孝心の理が第一。二つ一つの理をめん/\が心の理に治めて、何時/\までも変らんよう。世界から見て感心、聞いて感心する様に運ぶが第一の信心という。この世の元々真実の両親は天の月日様なり。世界中の人間は皆親の子、一列は皆兄弟なり。身の内は神の貸物、心で日々思うだけの理が我が物であるから、皆々互いに、しんの心から誠をつくして親切に助け合いをして暮せば、しんの兄弟というなり。 

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★中山みき神言集

★神・中山みき伝

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