増野鼓雪と天啓

増野鼓雪の書き残した文章を通じて真実の天啓を探求していく

教組御帰幽

理の光 神意と人心(三)

神様は、時代々々の人心の傾向に応じて、種々な手段を以てこの道をお広め下さるのである。道は必ず善でなければ広まらんという訳ものものではなので、悪でも道を広めることは出来るのである。それは丁度親が可愛い子供の頭を打つ様なものであって、頭を打つ…

理の光 神意と人心(二)

神様の思召と、人間の考へとは兎角違うものである。人間の考えでこれが好かろうと思っていても、神様の御考へではそうでない時がある。このことは教祖が御昇天せられた時のことを思うとよく分かるのである。神様はその時に高弟の方々に対して「扉を開いて世…

理の光 神意と人心(一)

この道は、神の深い思召によって成立ったのであるから、なにごとに拘わらず、神が蔭とないひなたとなってお廣め下されているのである。決して人間が人間心を以て、どうしようと思っても出来ないのである。それでこの道と神様とは、如何なる場合でも離れるこ…