天啓によれば、地場は神が人間を創造せられる時胎し込み産み下ろされた場所である。故に人間の生まれ故郷である。又教祖の神霊が無窮に止りたまう所である。故に人間の親里である。この因縁をもって地場所在の地を古来生屋敷と呼び来たった。
さて人間創造の昔より、天保九年教祖に神懸のある迄長き年限の間、人類は地場の存在を知らなかった。然るに教祖は一日山中家の庭前を歩きたまいしに、教祖の両足地に付きて離れなかった。其の時天啓によりて世界の中心である地場なる事を示したもう。これ地場定めにして、地場はこの時より人間の前に現れたのである。
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