増野鼓雪と天啓

増野鼓雪の書き残した文章を通じて真実の天啓を探求していく

地場甘露台

地場への心(四)

兎に角山名としては、現在はその働きの旬に直面している訳なのであります。でありますから皆様にその覚悟になって働いて頂かねばならぬのであります。お道の大勢から考えて見ますと、四十年祭の声がかゝってから、四ヶ年の間には、中途で中だるみが出て来て…

甘露台は宝

石造り甘露台 寿命薬 甘露がふる 中山みき 凡そ人として自分の生命が、一日でも長く此の世にある様に、願はぬ人はないのであります。死を望んいる仏教の信者でも、さて今死なねばならぬ時は、必ず死を恐れて医者に治癒せられんことを欲するのであります。こ…

勇むは神の心(一)

一軒の家に於て、其の主人公たる者が、不愉快な顔をして居たならば、家族の者は決して心の勇むものではありません。主人が面白そうな気持ちで暮らして居るのと、一家の者の心持ちよく暮らせます。是から考へますと、家族として自分が日々勇んで通ろうと思う…

十柱の神々と十種ノ神宝についての考察(二)

神道体系 神社編十二 大神・石上 布留ノ傳の原文を掲載 石上神宮は往古、天上皇大神宮と呼ばれ、中御殿には国常立尊を天照大神宮として祀り、西御殿には伊弉諾尊である高皇産霊尊を天照大神として祀り、また他の十柱の神々もぞれぞれの御殿で祀り、日の本の…

十柱の神々と十種ノ神宝についての考察(一)

神道体系 神社編十二 大神・石上 物部氏口傳抄の原文を掲載 天保九年十月二十六日夜、教組に十柱の神々が次々と天下った。神々といざなみの命といざなぎの命との約束の年限が満ちた九億九万九千九百九十九年の時を経て人類の表に出現した出来事であった。し…

甘露台

石造り二段の甘露台 天啓によれば、地場が人間創造の地たる証拠として、甘露台が建設さられるので、その甘露台に下る甘露は元の親たる教祖に与えられ、人間の壽命薬として分け与えられるのである。世界の子供助けたい一念の教祖は、一時も早く甘露台を作り上…

地場(二)

無い世界無い人間を其の地場に於いて神々が創造さられたごとく、紋形なき所より同じ地場に於いて神々の守護をもって世の立替の世界最後の教えを始め、真人を創造なさるのである。従って神々の霊を宿せる人々が地場に寄り集られるから、日本の地場の神館はま…

地場(一)

人間を創造した理で地場は古来より生屋敷と呼ばれていた 天啓によれば、地場は神が人間を創造せられる時胎し込み産み下ろされた場所である。故に人間の生まれ故郷である。又教祖の神霊が無窮に止りたまう所である。故に人間の親里である。この因縁をもって地…