増野鼓雪と天啓

増野鼓雪の書き残した文章を通じて真実の天啓を探求していく

教祖略伝 教基(三)

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わしが赤い着物を着ていりゃこそ世界明るいのや、わしが赤い着物を着なければ、世界暗闇やで、と語り、明治政府が強制した国家神道政策による元の神・実の神信仰に対する弾圧に対して、徹底抗戦を教祖自ら全身に赤衣を纏い表明された

明治六年教祖は飯降氏に命じて、甘露台の模型を木製にて造らしめたもうた。尤も模型なれば小さいものにても、御教祖の御居間に置かれてあったという。

明治七年山村御殿より帰宅さられて、始めて赤衣を召された。神懸り以後この時まで、三ッ菊の黒紋付の衣類を召されて居ったが、黒衣では身体が堪へられぬとて、赤衣に変へられたので、これは深い意義があるのである。後に神符はこの赤衣にて造られるるに至った。

 

※元の神、実の神々と出会う処ふるのさとへ!