増野鼓雪と天啓

増野鼓雪の書き残した文章を通じて真実の天啓を探求していく

震災地より帰りて(五)


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それから私は行かなかったけれども、小田原の方から来たものの話によると横浜よりも一層地震が強かったと云います。こちらの方では横に揺れたのであるが、その地方では四尺からの上下動で、上に飛び上がったかと思うと落ちてつぶれ、すぐ火事が起こったと云うことであります。又真鶴と云う所などは一村が何処かへ行ったしまったと云うことです。これは津波に拐はれたものか、或は地の中へ陥没したものであるか、兎に角無くなったそうであります。この外にも色々見たり、聞いたりしたことがありますが、話せば肌に粟を生じる様なことばかりであります。一例を申し上げますと、私は実地に見たのではありませんが、お産をして半分生れかけた妻の上を、夫がそれをかばうて死んでいるのたあったそうです。お道の中にも、お助けに行って、お話を取次いでいると地震で家が倒れ、天井をその人が捧げて一家の人を救い、自分はそのまゝ死んでしまったと云う人があります。

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しかし幸いにお道は人には一命を捨てた人は少ない様であります。私が知っている中で所長会長で死んだ人は三名で、教会全焼、倒壊は二百五十程あります。殊に本所深川には教会が非常に沢山あって、布教者も何百人入り込んでいるから判らない。けれども大部分は助かっています。横浜の方も大概は助かっているらしいのであります。あの吉原で何百人と云う人が死んでいますが、その内で二人だけ助かったのでありますが、その内一人はお道の人であったのであります。又被服しつ跡の三万二千の死人の中で、江戸宣教所の横田さんが助かっています。

 

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(国々所処の手本となることが用木の目指す心得)

信心というは日々の心の勤めを言う。拝む事にあらず。心の勤めというは身の勤めその勤めは日々家業大事道正直が一の勤め、内々睦まじく互い互いの孝心の理が第一。二つ一つの理をめん/\が心の理に治めて、何時/\までも変らんよう。世界から見て感心、聞いて感心する様に運ぶが第一の信心という。この世の元々真実の両親は天の月日様なり。世界中の人間は皆親の子、一列は皆兄弟なり。身の内は神の貸物、心で日々思うだけの理が我が物であるから、皆々互いに、しんの心から誠をつくして親切に助け合いをして暮せば、しんの兄弟というなり。 

天の理

大平良平資料集

貸物、借り物の話

神の古記

中山みき神言集

神・中山みき伝

中山みき在世時代の病諭し

★このやしきもとのかみ/\でてるから
 にんげんはじめもとのいんねん⇒第八号欠損しているお筆先の意味とは 

★真おふでさき解釈

  

お金と信仰について  百万のものを持ってくるより一厘の心を受けとる。

(中山みきの神言集より)

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