増野鼓雪と天啓

増野鼓雪の書き残した文章を通じて真実の天啓を探求していく

八埃(二)

f:id:kosetu-tenkei:20210126131228j:plain
埃の心が身の内にあれば、神が入り込んで働くことが出来ない。綺麗な仕事は綺麗な所でするものである。埃だらけでは神の入り込みなく、守護がなかったなら、借物の身は思う通りに働かぬ。病気や不具というのうは神の働きが無いからである。
故に病気になれば神が心の掃除をせられるのであるから十五歳の時より使うた心を調べ、埃の心があれば懺悔して払い、霊そのままの真実の心になったら、閉めた戸を開けば日が差し込む如く、神の身の内へ入り込んでお働き下さるから、いかなる難病も掻き消す如く平癒して、身の自由用を得るのである。
されば人間の病気は神が人間の心の埃を清められる道具である。心澄んだら道具の病気は不要となる。この理が分かれば世界と世界の病の理も分かる。世界の病む理が無くなれば世界が治まるので、神は道具によって世界一列を澄ますと仰せられたのである

元の神、実の神々と出会う処ふるのさとへ