増野鼓雪と天啓

増野鼓雪の書き残した文章を通じて真実の天啓を探求していく

人類の親

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ご教祖の最初の思召から伺うと、御在世中、に甘露台を建てて、その台によって世界一列を澄す思召しであったのでありまります。然るに後に模様がかわって、世界を澄してから、甘露台を建設せられる事になりました。

そこでじきもつというのは、如何いうものであるかと申しますると、甘露台が出来たらば、其の上へ平鉢をのせ、その中へ此のじきもつと云うのを、入れて置くのであります。それは麦粉の様なものだと云う事であります。そして本勤めにかけて祈念せられると、天から甘露が降って来て、その平鉢の中のじきもつが、丁度飴の様になるのであります。それが寿命薬と云うのでありまして、それを頂いたら、百十五才の定命が頂けると云う事になって居るのであります。然しそれは心の澄んだ者でなければ頂かれないので、誰彼なしに頂く訳には行かないのであります。

その尊い力物は、如何して出来るのでるかと申しますると、月日の神様から教祖に下されるのであります。これは丁度例へて申しましたら、一家に子供が沢山あっても、其の親が貰うて子に分けてやる様に、教祖は人間の親でありますから、月日の神様から御教祖に御渡しになって、それを世界一列の子供がお裾分けして頂くのであります。

すれば何故教祖が、人間の親であるかと申しましたら、御教祖の御魂は、伊邪那美命様であるからであります。美様は人間を始めてお造りになる時、苗代になって下されて神様でありますから、元の親様であります。又此の御道を始め下されたので、これはその因縁に依るのでありますから、人類全体の親であります。

其の親に神様から御渡しになって、それに依って人間の心を一日も早く、澄ましたいと思召したのであります。然るに後に二段まで出来たが、石屋が石をかいたり、警察が来て石を持って帰ったりした為に、神様が立腹して、此の世を澄ましてから、御建てになる事になったのであります。

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