元治元年十月二十六日、勤め場所の棟上げ日、大豆越の山中家よりの招待に応じ、一同同家に行かんと教祖に伺った。教祖は神の前通るなら勤めをして行けと仰せになった。
門弟の方々は途中、大和神社の前を通るので、勤めをしようと太鼓を打ち鳴らし、南無天理王命と声高く、鳥居内で勤めを始めた。
その物音に神主出て来り、社前を穢すの故を以て、三昼夜神社前の家に留置し、太鼓は没収し、各自の庄屋を呼び出して叱り付けた。
元治元年十月二十六日、勤め場所の棟上げ日、大豆越の山中家よりの招待に応じ、一同同家に行かんと教祖に伺った。教祖は神の前通るなら勤めをして行けと仰せになった。
門弟の方々は途中、大和神社の前を通るので、勤めをしようと太鼓を打ち鳴らし、南無天理王命と声高く、鳥居内で勤めを始めた。
その物音に神主出て来り、社前を穢すの故を以て、三昼夜神社前の家に留置し、太鼓は没収し、各自の庄屋を呼び出して叱り付けた。