人間と神様ともやはり其の通りで、其の心さへ立てかえて、神様の思召通りになれば、神様は直ちに御許し下さるのであります。若し人間がして来ただけの事をして返さなければ、神様の御許しが頂けないと云うのであったならば、人間は現世だけでなく、生れ変り死に変りして来た過去の道筋に於て、どれだけ悪い事をして来ているやら分からんのであります。神様も、神の眼には人間の通った以前のからの道は明らかに分かって居る、なれどもそれを説いたら、一人として此の道に付いて来ぬから、以前の事は何にも云はんと仰せられました。是から考えましても、人間が造って来た因縁を、自分の一生の間に返すと云う様な事は、到底出来る事でないのであります。それならこを人間は、神様におわびをして御許しを頂き、御助けを蒙ろうと御願いするのであります。
だから過ぎ去った事から思案して、我が心を我が心で、定めてしまはぬ様にせなければなりません。或方が古い事を思いつめられて居られて、神様の仰せられる通りにせられんなんだ事があった時、古き思うていたぶにや何にも出来んと、仰せになった事があります。此の上から思案してましても、人間は古い事を忘れて、将来の道を考えねばなりません。なぜなら人間の身体にした所が、前へ進む道具はありすが、後ろに進む道具はなのでありますから、人間の一生についても、過ぎ去った事に心を囚われずに、将来誠になって行くと云う方に、心を使うて行かねばならんのであります。
過去の事を忘れて、自分の心を立て直すとなれば、人間はどんな心でも決める事が出来るのであります。即ち今日までの情実を一切振り切り捨てて、改めて今日から斯うした心で通ると云う決心さへ付いたならば、即ち心を入れ替えたならば、神様はその心を受取り、又それを試して見て、心に狂いがなかったならば、どんなお助けもして下さるのであります。
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