なぜなら此の世界にありとあらゆるものは、皆神様が人間に御貸し下されて居るのでありますから、云いかへれば皆神様のものであります。それらのものを差し上げたからと云うでも、それは要するに返した迄であって、差し上げたと云うことは云えないのであります。人間の我が物と云うのは、心一つの理より外になにのでありますから、其の心を上げない以上、どれだけ物質的に多くの物を差し上げたからとて、それは何等の深い意義がなのであります。
然るに多くの人の中には、この道理が分からない為に、心を神様にあげる云う事をせず、単に物質のみを神様に差し上げて、しれで十分な神様の御守護が、頂けると思って居る人があるのであります。それが間違いであると云う事を教える為に神様は、百万の物を持って来るよりも一厘の心を受取る、と仰せられた事があります。これは要するに神様が真実のみを受取と云う事を明らかに述べられた所であります。
斯様に神様は誠一つの理が、御好きであるのでありますが、人間が如何に隔たった所に居ても、誠の心さへ使うたならば、神様は必ず御受取り下されと共に、心相応の御守護を下さるのであります。
なぜ心相応と云うのでるかと申しましすると、同じ誠と云うても、其の間に段々の区別があるのであります。教祖の様な秀でた誠の心の方もあれば、同じ誠の心でも、それ程に行かん人もあります。従って心を受取って御働き下さる神様の御働きにもだん/\あるのであります。それで、誠であるならば心次第に皆受取ると仰せられたのであります。
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