そうすると、絶対とはどういうことあるかと云へば、これを平たく申せば是が非でもこうならなけばならいのが絶対で、これを早くわかる様に云へば、比べるものがない無二の唯一が絶対であります。
この唯一無二の一点に心を置いて、如何なることが起こっても、心を動かないのが信仰であります。この一つの理を云ふことは、御本席の御言葉に時々現れているので、古いお道の人は、皆この一つの理を堅く守って、誰がなんといおうが、それを信じ通したのであります。
昔の人の信仰が強く堅かったのは、今の人に比べて、昔の人々は、理屈も議論もなしに神様の御言葉といへば、絶対に信じ切ったのであります。然るに今日の人々には、それが出来ないのであります。神様の御言葉を聞いても、直ちにもっともです、如何なることがあってもそれを実行しますと云へないのであります。それはそうですけれども、と打ち消してしまうのであります。これでは神様の受取って頂くことは出来ないのであります。よし無理であっても、それを信じ行う所に信仰があるのであります。
自己の立場から考へたり、一家の事情から思案したりして見ると、神様の御言葉は実際に無理だと思えへる事が沢山あります。
けれどもこれを無理と思わずに、その無理を押し通して行ったならば、必ず神様の御守護を受けることが出来るのであります。何故ならば、神様は万助けの精神から仰せ下れる言葉でありますから、その言葉を真実として行って行けば、理として神様がお働き下さらねばならなくなるからであります。
多くの信者の中には、お道は結構だけれども、そうは御言葉通りに行へないという人がある。これではまだ腹の底から神様を信仰している人とは云われないのであります。如何なるものを以て迫害されようが、それがために心を動かされぬ所に、信仰があるのであって、自己の利害や、一家の事情にために、神様の言葉を無理と見るのは、信仰が未だ徹底していないからであります。
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