増野鼓雪と天啓

増野鼓雪の書き残した文章を通じて真実の天啓を探求していく

一つの理二(一)


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一体この世の中は、神様が御支配下されるのであって、神様は人間に決して嘘を仰せられる様なことはないのですが、人間の心に真実が無いから、神様の御言葉が嘘に聞こえたり、お働きが見分けられないのであります。心に真実が宿ってくれたならば、神の働きも、神の真実も見えて来るのであります。御言葉にも「ないと云へば無い、在ると云へばある、願う心より、見えて来る利益が神の姿や」と仰せられています。

こうした上から考へて、誠は天の理であるから、人の心が誠になったら、天の理が自然に見えて来るのは当然のことであって、神様があるとかなとか議論しているのは、要するに心に誠がないからであります。心が誠がない人は、神様の御慈悲を感ずることが出来ないから、いはば心の盲目な人であって、その心の眼が閉ざされているだけ、神様の姿が写らないのであります。世の諺に「正直の頭に神宿る」と云っています。又キリスト教にも「心の貧しきものは幸いなり、その人は神を見ることを得べければなり」と云ってあります。

 

令和4年4月30日元の神、実の神である大龍神・くにとこたちの命様がやまとにご出現される

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