増野鼓雪と天啓

増野鼓雪の書き残した文章を通じて真実の天啓を探求していく

閃光禄(二)


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又神様は「神の方には倍の力や」仰せられているから、どんな場合でもビク/\したり、心配をしたりすることはないのである。けれども少しむつかしいことや、恐ろしいことに出会うと、よくビク/\するものである。だがそんなことでは神様が安心して入り込むことができないのである。故に我々はどんなことがあっても、心をしっかり持って、神様のすぐ入り込んで頂けるようにせなければならないのであります。

又神様は「神が働きするのは、人間の心を足場として働くのや、足場がしっかりしてなかったら、充分の働きは出来ん」と云う意味のことを仰せられている。世界がひっくりかえっても心が動かない、どんな好きなものを持って来ても心がぐらつかない、と云う様にならなければ、神様は入り込んで下さらないのである。賢い人は、どうしても心がぐら付き易いのである。それは先の心配をするからである。我々は先づ賢くなれない様にしなければならなぬ。

「あほうか神の望み」とも仰せられているが、我々は先づあほうにならなければならぬ。無知になって、自分を捨て、そうして唯一条に神にもたれ、誰が何といっても安心して通れる様にならなくてはならぬ。そうなれば神様はまさかの時には、席に入り込んで働いて下されるのである。

令和4年4月30日元の神、実の神である大龍神・くにとこたちの命様がやまとにご出現される