本教のその立教の目的に於て、一は世の立替を標榜し、一は地場の理を現す、即ち親里の理を表現しているのである。
この二つの目的は、神意の上に於ては、同一の性質を有しているものであって、道はこの二つの目的を如実に実現し、完成せんがために開かれたものである。こゝに本教立教の真意義が含まれ示さていのである。
ところが、翻って遠き本教の過去を顧みたらんば、教祖在世中は、種々なる事情のめに布教が不可能になり、ひいて教祖御帰幽と共に、本教は神道本局に隷属して、教会制度と云うものを形造ったのである。そしてそれは現在にまで及んでいるのであるから、この制度は実に研究すべき重大なる問題であって、現在の教会制度そのものが、果して教祖立教の精神を、社会に実現するために最も当を得たものであや否やと云うことは、吾々の斉しく省察しなければならぬ緊急な問題である。しかし当時を考えて見れば、それ以外には布教を容易ならしむる道はなかったので、この教会制度なるものを、採用するになったのである。
斯くの如く本教は神道本局に隷属して、逐次今日の如く発達をして来たのであるが、本教が神道本局より分離する際に、教内の制度はその内容に於て、大体従前に制度をその儘踏襲して、今日に及んでいるのである。けれども独立と同時に、新たに政府より本教管長に対して、教内に於ける一切の統治権を委任することになったので、その結果として、従来の教区取締から、教会組合の制度に変わっていった、教会管治制度なども多少変更さられて、本部所在地に天理教々庁というものを置かれ、延いて各教会組合のあった所へは、教務支庁と云うものを設けられる様になったのである。
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