増野鼓雪と天啓

増野鼓雪の書き残した文章を通じて真実の天啓を探求していく

実践の道

信仰の復活(一)

人間というものは妙なものでありまして、どこかに身体がわるくなると、非常に気になるものであります。一寸目の具合がわるくなると、非常に目が気になります。歯が痛いと気になります。所がその歯や目の悪いのが、今度腹痛くなると、その歯や目の痛いのを忘…

内容の充実(五)

それで、この四十年祭後、如何なる決心をもって進まねばならないかと云へば、どうしても若い人が、内容の充実に尽さねばならのでありまするが、これは青年だけの仕事ではないのであります。神様の仰しゃった様に、青年と云うのは元気があるが、頼りにならな…

内容の充実(三)

この間、検定試験の口頭試問に行きましたが、こう云うことがありました。検定試験を受ける理由を聞いたら、私は信徒を二三十戸拵へましたと云いました。又教師になりたいからだとも云いました。それから、将来信徒を教養して行くのであったら、教校へ這入っ…

内容の充実(一)

内容の充実と云うことは、これを逆に申しますと、内側が空っぽであるから中に確かりしたものを入れなければならない、と云うことであります。 最近、管長様から部下一般に下さった諭達の中にも、内容の充実と云うことが力説されてありますが、管長様が何故部…

海外布教の機運(二)

社会が今の様に不景気になって、本教の生活に行詰りを見る様になったのは、一体神様のどう云う思召からであるかと云うことを、私等は、深く考へて見なければならぬのであります。お道の隆盛を計っておられる神様が、なぜこうしたことをお見せになるのか。こ…

三つの問題(七)

世の中には、人も金もあります。けれども理がなかったならば、一文も集って来ないのであります。理のある所へは寄って行くのであります。人を喜ばす理さへ作って置けば、人も寄って来るのであります。借金で苦しむ教会は、何が足らないのか云へば、徳が足ら…

三つの問題(六)

この頃の道の状態は、景気は益々悪くななってくるのに、四十年祭の仕事は益々殖えて来る。その間に挟まってギュウ/\云っているのは私等お互いであります。私は常にこう思っています。それは人間が苦しんでいる時は、最も神様に近い時であると云うことであ…

三つの問題(五)

この様な次第で、一面から考へると非常に白熱化した点もあり、又一面四ヶ年間に亘る非常な働きのため、稍々疲れた所も見えるのであって、何れが本当なのか一寸見当がつきかねるのであります。この際進む教会はどし/\進み、部下も栄え生徒も出来るが、へこ…

年祭を迎える覚悟一(五)

この順序と云うことは、決して教会だけの順序ではありません。仕事に一つ一つの順序があるのであります。沢山の仕事の内に一つ/\自分の心に浮かんで来る順序を、正しく一つ/\心に悟って、行って行かなければならぬのであります。即ち神様に導いて貰って…

年祭を迎える覚悟一(三)

又こんなことがよくあります。地場で会議を開いて相談をしたことが、その折にはなんでもないと思ったことが、年月が経つと非常に役に立ってくることが随分沢山あります。又こんなことがありましたが、皆様も御承知のあの教館を建てる時のことであります。初…

神一条の道 三(二)

教組は御在世中に多くの人を助けておられるが、助けられたからと云って皆ついて来たかと言へば、殆どついて来なかった者ばかりだったのであります。ついて来た人は僅か二十人位に過ぎなかったのであります。 その二十人のものが教祖の精神を受けついで、道を…

神一条の道 二(二)

ある時にある人が、暑い日の照っている時に、傘を以て高下駄をはいて外出したのであります。それを見た人々は、この好天気歩く傘を持って高下駄をはいて歩く人がると云って笑っていたのであります。所が今まで良かった天気ががらりと変って、大粒の雨が降っ…

一つの理 五

こういう理は、一寸分かりにくい様でありますが、要するに誠一条の道より無いのであります。術もいらなければ法も要らない。誠一つの理が心に治まったならば、その誠の心に、天の理が映るのであります。人間から云へば、浮かんでくるのであります。それを人…

一つの理三

なおこの理合をわかり易く云へば、通るべき道は様々でありますが、その中で一番近い道は真実の道であります。一つの点か一つの点に至る最も近道は点と点の間をつなぐ直線であります。お道教えはこの直線であります。 所がこの道を通りますには、二つ以上の心…

一つの理二(一)

一体この世の中は、神様が御支配下されるのであって、神様は人間に決して嘘を仰せられる様なことはないのですが、人間の心に真実が無いから、神様の御言葉が嘘に聞こえたり、お働きが見分けられないのであります。心に真実が宿ってくれたならば、神の働きも…

断片の話(一)

お話と云うものは、お互が道を通るに当って、実地で行うために聞かして頂くのである。百万言のお話も、結局めい/\の心の誠の心を出さんが為である。それだけ沢山の話を覚えたからと云って、それで神様の御守護が特別にあると云う訳のものではない。その人…