凡そ人として自分の生命が、一日でも長く此の世にある様に、願はぬ人はないのであります。死を望んいる仏教の信者でも、さて今死なねばならぬ時は、必ず死を恐れて医者に治癒せられんことを欲するのであります。これは単に人間ばかりではなく、生物全体が有する本能であります。それならこそ虫でも獣でも、死を恐れて逃げ走るのであります。
斯様な訳でありますから、もしここに人間の生命が、確かに全うせられる、即ち百十五歳の定命が与えれるという様な事が、事実の上に現れて来たならば、誰一人としてそれを欲せぬ者はないのであります。必ず我先にと走って、その薬を得んと欲するのは、病院へ患者が押しかけて行く様な事ではなからうと思います。もっと恐ろしい勢いで、世の中の人がお地場へ参集して来るに相違ないのであります。
もしこうした日が現れて来たならば、お地場に於ける甘露台というものは、本教に於いて最も重大なる意義を持つに至るは云う迄もなく、恐らく日本に取っても、宝であるのみならず、世界の人類に取っても、無二の至宝であろうと思うのであります。
然るにこの甘露台の始めかけられた当時の人々は、この甘露台がそれほど重大なものであるという事を知らなかったのであります。それで此の甘露台が如何云うものであろうかと、思い惑うて居たのであります。その心持を御教祖が御知りになって居て、人々はこれを如何云うものだろうと思うているかと、仰せられたのであります。
そして最後に是は日本一の宝やと仰せられたのであります。現在ではまだ甘露台が建設されて居ないのでありますから、是が日本の宝だというても、多くの人は信じる事が出来ませんが、それが実際に出来あがったなら、成程これは日本の宝に相違ないと、気付いて来る時があるのであります。
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